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エリカ
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作詞 Ibu |
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誰にも見られない場所で
ぺんぺん草の様に咲いていた
私は名付けられるのでしょうか
名も無き花の物語
それは一つ種を蒔いた
この花が実る事を
只々信じて
幸せを願った
何れ育て人が居なくなり
自然に流されるまま
孤独だったんだ
有り得ないさ
僕以外が全部居ないなんて
でも有り得たんだ
僕以外が居ない世界を
僕は何を見ているんだろう
名も無き風景が、僕を満たす
こんな世界無くなってしまえばいい
そう云った事を後悔しながら育ってゆく
その種は漸く芽を生やして
僕の音色を刻んていたのでしょうが
僕を支えているものは何でしょう?
それが分かれば、誰も苦労なんかしない
誰でもいい
僕を見つけてくれと
でも駄目だ
僕は見つからない様で
何の命を這って私は生きているのでしょう
昔の誰かは名前すらなかったのでしょう
だからって僕にも名前がない?
憂鬱が増して育ってゆく
漸く蕾になって
もう少しで花が咲く頃に
貴方はまた現れた
今度は何をしたいんだ
そう思っていたら
名前が書かれた気がした
どうやら僕の名前は
「エリカ」という名前らしい
そんな僕が花になって
美しくなった時
彼は花言葉を呟いた
でもさもうさ
私は
「孤独」じゃない
君がいるから
「エリカ」別に悪くない
僕の姿は箒みたいなもんだから
でもさ僕は嬉しかったんだ
君に名を付けてくれた事
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