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パブロフの犬
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作詞 Ibu |
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餌付けられ
条件反射の
リズムに従った結果が
規則的な歩みなのです
パブロフの犬は語った
「ワンワンワワワンワンワンワン」
興奮しちゃって大変だね
涎が出てしまうわ
この弱肉強食の世界では
より確実なる手法を手を伸ばして
本能が僕に叫ぶんだ
肉を求めているんだよ
その音色を聴いたが最後
僕の本能は止まらない
餌を求めて止まないんだ
俺にくれとワンワンワンワン
神様よどうか置いていかないで
せめてこの縛られたものを解いて
今日も雄叫び叫ぶんだ
ワ゛ン
餌付けは続き
条件反射を
振りで誤魔化しちゃいけないよ
規則もクソも無いよ
仮に彼が人ならば
「早く俺に豪華な食事を」
興奮しちゃって大変だね
他人事なのにねどうしてかね
規則こそがこの世を支配する
それを知った奴が得をする
徳をする?そんな訳ない
悪戯にも限度があるだろ
メトロノームの音が鳴り響く
音を聞く度体が勝手に
餌を求めて堪らないんだ
俺にくれとワンワンワンワン
仏様どうか見捨てないで
せめてこの身勝手な野郎を
閉じ込めてくれはしないか
ワ゛ン
ワンワンワンとリズムを取ったら
リハーサル通り通りでそっか・・・
こんな理由ならしょうがないね
でも鳴き叫んでワンワンワンワン
人様よどうか我に餌を
実験動物にされた末路を
どうかどうか許してください
最後の鳴き声が鳴り響いた
ワ゛ン
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