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双子の月兎
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| 作詞 Ibu |
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目の前が眩んで、双月(そうげつ)の姿を僕は観た
私を惑わすのか？君を惑わすのか？
月なんで一つしか無いという事実位私にでも分かるのに
どうしてだろうか、観えてしまったのか？
想像を絶する困惑の証明？
貴方を惑わす為の策略？
居心地はどうだい？
気味が悪いよな？さあ
そのその、幻想は、幻覚は
僕らを輝かす為にあったのだろうか？
分からずに、彷徨ってさ
二重の重なって見えた月の中の兎を観た
目という目が狂って、月が何星分にも見えてしまった
私を導くのか？君を導くのか？
月の正体なんで、今更知っている事なのに
何故なんだ、もう一つが観えてしまうのは
圧倒的存在感を二重に重ねて
煩悩が指し示す人類の歴史
このメッセージは
届くはずない、それが確かなのに
そのその、安定も、安泰も
全ては双子の策略なのか？
追い付けと、掴みたいと
その月兎の笑みを重なり観えた気がした
上を観なければ、観測する事は無い
当たり前だけど、それに気付けなくて
そんなそんなと思っても
幻想は続いてゆく
そのその、幻想は、幻覚は
僕を夢の中に閉じ込めた
素敵だなって、この景色は？って
双子の歩みは続く
双子の月兎が終わる
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