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お家様は見ている
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作詞 Ibu |
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一つ、お話を聞かせてあけましょう
これは一つの逸話なのです
僕達の住んでる所や場所には
神様がいるんです
その神の中でも、僕は呼んでいる
その神とはお家様さん
ずっと支えあってた
誰かを見つめていた
日常や平和もさ
僕には一瞬の事だけと
彼らは見ていた
お家様は見ていた
見ていたんだよ、僕の事を
変わっていく姿を見ていたんだよ
それは何処にいても
変わらないものだから
僕の恥ずかしい事も
僕の知らない事も
お家様は見ていた
ずっと見ていた
もう一つ、お話を聞かせてあけましょう
これも一つの逸話なのです
僕の今見ている者全部に
神様がいるんです
お家様はその管理者で
物々全てが魂があって
ずっと見つめ続けていた
それだけなのです
平凡も凡庸もさ
僕にとって大切な事だけと
彼には関係なかった
お家様には関係なかった
旅立つその日まで
ずっと見守っていたんだよ
僕が描いてた貴方の絵を
静かに見守っていた
僕の心の内も
僕以外の内も
お家様は知っていた
知って尚黙っていた
知っていた
見ていた
見守っていた
只見ていた
只々殺さぬように
犠牲は僕だけでいいと
神は僕を突き飛ばした
お家様も最期を迎える
別れ話もここで幕を閉じる
寿命、死が彼にもあったんだ
それを知らなかっただけなんだ
今までありがとうお家様
もしも心があったとしたら
もしも言葉を交わせたのならば
どれだけ楽だったのだろう
君に一つ、お話を聞かせてあけましょう
それは僕を支えてくれた人の話
君もお世話になる人の話だよ
その人は「お家様」というんだ
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