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俺のじいちゃん
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作詞 ヤマセミ7 |
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俺のじいちゃん存在感なく 祭りがあればとりあえず呼ばれる男 親父はこう言う 「枯れ木も山の賑わいだ」と、それが俺のじいちゃん 小6の夏 将棋を教えた 負けそうになり、突然動かせない駒を動かし、「王手」思わず笑った 惚けてる訳じゃない 少しぼーっとしているだけ 野良猫も青ざめる凶暴な飼い猫 何故かじいちゃんだけは引っ掻かれたりしなかった 一緒に別府の温泉に行き 隣の人の石鹸使おうとしてた 訪問介護 週4で来ても10年ちょい、よく独りで暮らせたな 不謹慎だが通夜の時に 葬儀会社の、じいちゃん生い立ちスピーチ やけに立派な人生のストーリ 「そりゃ、マジ違う…」下向いて笑いこらえたぜ 親父とはしょっちゅう喧嘩ばかりしていた だけど俺には時々笑えるじいちゃんだった
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