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滑稽無様
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| 作詞 あか |
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滞る 道無き道で
度重なる 不安と憔悴に 苛立ち
前へ進めない
自分の現在地もわからぬまま
僕は一体全体 何処に向かうのだろう
坂を見上げれば 嫉妬と憎悪
横を見渡せば 平凡と落胆
丘を見下ろせば 軽蔑と安堵
"こんなハズじゃなかったろう"と
僕も 本当は 坂の上でと
だけどもう 手遅れで
向かうべき場所
僕の居場所なんて 何処にもないな
歩く事さえ できない僕は
立ち竦むことで 解決を待つザマだ
"時間が解決してくれると" 言い聞かせる僕は
はたから見ると 実に滑稽で無様だ
滞る 道無き道で
蔓延る 醜くエゴな 思考回路
分かってはいるんだ
自分が 今 何をすべきかなんてさ
でも 僕は疑心暗鬼 繰り返す意味無き 自問自答
"一歩踏み出せば 二歩三歩"と
だけれどそれが まだ踏み出せない
膝が笑っては 勇気が失せてく
"それは武者震いだろう？"と
僕は 必死に 虚言を吐く
だけれどもう 手遅れだ
疑いの心は 暗闇から鬼を連れて
僕の居場所すべて 黒に塗り潰す
"あんなことさえ なければ僕は"と
過去に囚われては 今も踊らされる始末さ
二人狂った様に踊る 昔と今の自分は
はたから見ると 実に滑稽で無様だ
踊り疲れ 息絶えた二人
これからは 僕が頑張るよ
"あんなことあったな"と
軽く嘲笑う 今の僕は
昔の自分と比べると 実に滑稽な程に強くなったな
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