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君を一人じめ
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作詞 小山 景司 |
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京都保津川 トロッコ列車に
乗って行く春 きれいやな
桜も見ずに 君を見る
叶わぬ夢を 掴むよに 手を出す女(ヒト)よ
花びら風に 舞うここで
一緒に死ねたらと 僕は思った
悪いでしょうか 君を一人じめ
曇る清滝 歩いた橋の
もみじの中で きれいやな
景色に揺れる 君を見た
あいつと二人 微笑んだ あれから六月 (ムツキ)
花も九分咲き それなのに
故郷(クニでの見合いに 逃げたあいつや 影だけぶった 君を一人じめ
急に黙った 君もまた好き
肌も心も きれいやな
さよなら言えず 君が泣く
今頃あいつ 故郷(クニ)の駅 着いた夕べか
クシャミ三回 風邪に泣け
追いたい気持ちも 僕は分かるが
渡しはしない 君を一人じめ
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