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モノクロワールド
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作詞 氷華 |
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光求めて闇の奥へ
戻ってくる気などさらさらなく
それでも自分だけの唯一つを求めただ歩を進める
咽び泣く悲しみも怒りに燃える眼(まなこ)も
様々なモノが交差して構成された世界で
誰(た)が為にいきるのか
答えのない解答(こたえ)を探して
思考の渦に巻かれて目まぐるしくも味気ない
そんな色のない世界で私は誰かを待つ
ウソとマコトとコクウ
意味の無い三拍子
誰かに私を覚えてて欲しい ただそれだけ
誰もが持つ理想郷
きっとそれは桃源郷
愛してほしいなんてチープな言葉並べて
ただ必要とされたかっただけ
ヤクザのように大胆
ギャンブラーのように狡猾(こうかつ)
誰かが何時ぞや私を比喩した
何を求めてこんな世界に縋り付く
なんて答えなんてない
そんなこと考えて一日が去る
終焉の中で誰と共に散るか
私は独りでいい
だからどうか私のことを忘れないでください
パズルのような時間の中で
足りないピースを探すの
猫と魚と誰かで築かれた脳内
消し去った感情 その矛先は我が身
キャパオーバー エラー発生 あと僅かの運命
右手首の火傷 痛みが残る
でもそれが私の罰だから
ここが終点 前後左右に流れゆく業(カルマ)
大小様々な×点がチラホラ
心は曇天 景色は快晴 なのにグレー
私の狂気と世界の狂気を混ぜ合わせる
もういいや 私はこの場所を絶つ
この眼に映る全てがモノクロ 重なってシンクロ
疑心暗鬼な心情に嫌気がさす
不浄にも淫らに帳を駆ける
桜の木の下で私は眠る 醒めないnightmare
誰かと共に笑い合いたいようなちっぽけな願い
独りは寂しい 貴方が恋しい
酸素が足りないのにまた海に潜る
やっと見えた光 貴方の魂
共に向かうは輪廻のその先
また巡り会える その日を私は追いかける
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