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忘れられた港
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作詞 TAICHI |
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風は南東から穏やかに
ほら船が出てゆくよ
君は少しでも思い出せたかい
蒸し暑い港に 二人はしゃぎ回った
日暮れまで 小さな冒険は終わらない
海に映る夕焼けが もどかしくて
繋ぎそうな手を 静かにポッケに入れて
船を見送るのさ
船は背を向けたから
そこから僕の姿は
もう 見えないだろう
もう 忘れただろう
君は他人のように 港へ手を振る
雨風に厳しく打たれて
ほら思い出が弾け飛ぶ
君は少し強張った表情で
共に雨打たれ 君の名を抱き締めた
夜明けまで 心の中 冒険は終わらない
海に映える月灯りが 苦しくて
届きそうにもない から 手を握りしめ
船を見送るのさ
船は背を向けたから
そこから僕の姿は
もう 見えないだろう
もう 忘れただろう
誰も知らない港で 君の名を抱き締める
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