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episode.『09月20日（木）／09月23日（日）』
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| 作詞 「S」 |
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誰かが失敗した時、責めるばかりの人がいる。
お前が悪い。そんなことをするからだ。
ただひたすらに罵倒し、否定する。
そんなことをしても、自己満でしかなく、なんの解決にもならないというのに。
相手の気持ちを考えて言葉を並べろと、何度も思う。
人は、言葉の重みを忘れている――。
※
流れで悪口を言ってしまった時、私は後悔する。
些細な言葉が相手を傷つけてしまうことを誰よりも知っているはずなのに。
心の内、何度も謝罪の言葉を呟いている。
傷つけたならごめんなさい。素直になれない自分を許してくださいと、申し訳ない思いでいっぱいで。
だから私は、優しくなんかないよ――。
※
優しくされると、胸が苦しくなる。
優しくしないでと、心の中で豪語する。
けれど抱き寄せられると、私は簡単に泣き崩れてしまう。
その行為が暖かすぎて、冷めきった心を溶かしてしまうから。
あなたの温もりに甘えそうになる。
支えがなかった私には、耐えられないよ。
孤独に潰されそうだったから。
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