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『World AND Identity』
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作詞 碧斗 |
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街灯と 車のライトに導かれ
のうのうと生きる この命
暗闇をひたすら歩き続ける あてもなく
暖かな光が きついくらいに眩しくて
闇世の中目を細めたんだ
疲れるくらいの 作り笑顔
日向の私は 取り繕ってツギハギだらけの
この身体 丁寧に縫い合わせた
この着ぐるみは
誰にも 気づかれることなく 役目を果たす
終わりの合図
高鳴る鼓動
早く早くと急かすこの胸は
ツギハギ 着ぐるみ 脱ぎ捨てるため
闇夜という 孤独な世界で
私らしくいるために 私を忘れないように
電車と 人々の疲労に身を委ね
ゆらゆらと生きるこの人生
暗く寂しくただただ運び続ける 目的地に
辛いくらいの期待 つぶされそうなほど重くて
投げ出したい衝動に駆られたんだ
誰かに媚びるような甘い声
昼間の私は 嘘を貼って 仮面で顔を覆う
この身なり 丁寧に手作りした
この仮面は
誰にも顔を見せることなく 静かに笑う
破壊の合図
高揚する心
次へ次へと促す心は
汚れだらけ 世界 壊すため
世界という汚れた空間で
私を失わないように 私の存在を忘れないように
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