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灯り
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作詞 かなん |
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日々が色あせていく
孤独で寂しい
全てが素通りしていくよう
涙が出ないくらい
悲しくもなく
喜びもない
目に映る世界は
千変万化
くるくると絶え間なく
彩りを変えて行くのに
心に映る世界は
色のないグレー
何処にも行き着かない
何とも繋がらない
寂寂とした僕の世界の中心で
ぽつり、ともる灯りでいて
僕が僕である事を忘れないように
僕がまだ世界の片隅にいられるように
分からないんだ
何処にいるのかも
何処に向かっているのかも
だって僕の世界はグレーで
あたたかくもなく
寒くもないから
だからせめて
この世界の灯りでいて
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