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憎しみの雨
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作詞 たぬき |
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予報通りの朝を迎えられなくて
一人 明るい太陽の日差しを浴びて
朝の支度を終わらせるこの時間も
残らず 止まることさえ忘れられていく
昨日の失敗を恐れて立ち止まり
下を向いて嘆きを上げる
こんな自分を誰が認めてくれるのだろう
信じても 信じても 訪れることもなくて...
あぁ、私の心に降る雨よ
どうすれば自分のためになれるのだろう
青空は雲に隠れ 心の殻も閉じられていく
この憎しみを払拭できる光が 一つでも届いてくれたらいいのに
目に映る空の色の影は 騒然として
憎しみの雨を降り注ぎ 矢の如く心臓に突き刺さる勢いで
瞳を奪い去る 永久(とわ)に流れ落ちていくように
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