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intoxication
作詞 と或る
この夜にも終焉(おわり)が来ると 知りながら私を抱き締めて
背景と化す 軌跡に雑草が生えて 貴方を見失わぬように

貴方の指だけ 私をなぞれるから
悲しみが襲うとき 瞼の裏に描く微笑(え)み

「伝えたい想いは 何かしらの痛みにして」
それしか方法がないなら 私は 獣になっていい 言葉も忘れていい
貴方を 含んで 細胞まで 流れる intoxication


嘘の余白に甘い蜜を 落として目の前を曇らせて
それがやがて 涙を降らせて私を 錆びさせても構わない

貴方の声だけ 心を踊らせるから
空しさが燃えるとき 鼓膜に広がるメロディ

「誰かを呼ぶ瞬間は ただ痛みが欲しくて」
それすら証明できないから 私は 無力さを噛み締めて 月がまた笑って
貴方と 探したい 最後まで 完璧な intoxication


唇に伝う 二つの感触 なぜ こんなにも
温かくて 戸惑うばかり ほら 今も


「伝えたい想いは 何かしらの痛みにして」
それしか証明できないから 私は ただの獣だろう でも言葉を求め
貴方を 含んで 細胞まで 流れる intoxication

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2019/08/06
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コメント 梅太郎先生の八木&小谷シリーズ、特に「彼の制服にキスを」にインスピレーションを受けて綴った作品です。
言葉よりも、五感で最愛のひとを得たいという欲望が誰しもあるのでないかと思いしたためました。
と或るさんの情報











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