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残像
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| 作詞 と或る |
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いなくなった後でしか 告げれずに黙る事
片方のイヤフォンから流れる 詞(ことば)が胸を占めた
半端な息が白く凍り付いた 悲しみを隠すように
儚い闇に手を伸ばした 映し出す心の色
言葉を幾つ繋げてみたって 結局ただの言葉なんて
予想通りに僕とあなたへ 変わらない距離が残った
永遠が無いのなら 淋しさもほんの一瞬
だったら長々と痛んでいる 胸の真ん中は、何？
写真の中で微笑んでいる
こんな永遠こそ苦痛
新しい明日を選ぶため 戸惑いを無視してみて
想像したより普通な声 でも変わらない距離
恋しい時も 言葉はずっと 効力を隠していた
今使っても 期限は切れてしまったから
あの日に二人交わした約束を 果たせずに忘れられずに
たった一人で繰り返している 戻れる訳も無いのに
「さよなら」は また逢える日まで取っておこう
あなたへと今 言ったなら 消えてしまいそうで
言葉を幾つ繋げてみたって それはもう千切れるから
予想通りに僕とあなたには 思い出だけ
新しい明日に憧れて 頭ん中虚像だらけ
想像していた未来は夢の夢 途切れないで
あなたが笑ってた
僕はただそれを見ていた
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