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白の選択
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| 作詞 yuu16tc |
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答えなんて存在しない
選択を刻一刻と迫られる
迫り来る足音とは反対に
僕の心は冷え切っていった
答えなんて何処にもない
本にもネットにも誰かの中にも
真っ直ぐな線が引かれたレールの上に
いつも通り足を前に進めよう
その先に苦しみしか待っていないとしても
踏み出すことを億劫に感じれば
知らない世界を諦めたくなる
浮き足立つ周りの様子を眺めながら
心の中でガッツポーズを取って
僕は自分の手でこの先の道に
見えないレールを引いていく
無機質な真っ白い部屋
何度も選択を迫られる
そのたびに僕が出す答えを
力強い顔で見つめながら
その顔の向こうの諦めの影を
見せようとはしない
少し強い空風が頬を撫でる
諦めの感情とは裏腹に
窮屈な場所から解放された身軽さに
僕の心は踊り始めていく
真っ白な部屋
僕はまた選択を迫られた
その選択一つ一つに確かな意味がある
でも何が大切なのかは僕には分からない
頭上にある眩しいくらいの光を眺めながら
歩いてきた道を振り返る
歩んできた道が正しかったのか
間違いだったのか
決めるのは僕
そんな作業すら
意味などはないのだろう
それでも信じて歩き続ける
今よりも明るい場所を求めて
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