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腐れにつきニエ患い
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作詞 凡人 |
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つれづれふざけた序章で何にもない歌を歌っている
下らない感情に振り回されて痛い
腐ったリンゴお互いに明け渡して
幸せをはかりあう
愛なんか要らないって刹那な愛憎
邪な感情を明け透けに晒し合って許しあって首絞め合った
キラキラしたフィクションを求めたりなんかしないよ
傷を舐め合って慰め合うだけ
一瞬だけ融けあえた気がするから
お互いに内情は見せない癖に一番になりたいなんて罵り合うんだよ 偽物の相手に
踏み荒らされた優しい思い出
互いに誰かを重ね合う
生き急ぐだけで幸せを感じて
無駄な時間擦り減らす
何も渡せない癖におねだりの声だけクソみたいにデカイ
一夜だけお互いをマネキンに見立てて
縛りたくて縛れないそんな相手を分不相応に貪る 夢を見たいだけ
郷愁に襲われた午前零時
重ねた身体の虚しさだけがベタつく
微かに残った残り香だけ苦しくなってのたうちまわるのが常なので
無情にお情けのドラマみたいな
感情だけ置いていかれてる
貪り尽くしたその後に残るのは貴方に対する同情だけ
お互いに嘲笑し合った後は刹那でサラバイ
生臭い愛執に浸る暇もない
その時だけを噛み締めてまた明日を堕胎させてくだけ
仮初の恋人愛してるよ代わりになってくれた分だけ
お互いの不幸は蜜の味
不幸な分だけ相手を憐れんでいこう
利害の一致だけの線の上で延長線上何も変わらない腐った関係
それでも誰かをすかさなきゃ首の皮すら繋げない細切の関係で
入り込めない互いの愛してるをぐずりあって紛い物の戯言とともに吐きあって堕ちてくだけ
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