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明日
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作詞 七星北斗 |
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どうしてだろう
こんなに苦しいのは
僕の心を打ち砕く
世界の汚さ
寂れた工場
波のない宵闇で
片足歩きで
町を抜ける
見渡す限りの
人形(ひとがた)に囲まれ
階段を下りる
人の温もりを知らぬ
有象無象さ
後ろを振り向けば
足跡は消えていた
何かを探して
息づくのだ
言葉を借りた
下手物(ゲテモノ)な僕だ
流れた雨は
全てを洗って
つま先立ちで
見えた世界は
無情な形で
終りを迎える
気合いを入れて
走り出した
眩しく輝く
町の灯り
人波を越えて
やっと見つけた
白昼夢のような
あの場所をさ
摩天楼を駆け上がり
呼吸を忘れ
しがらみを捨てて
約束の場所へ
風が通る
草原を走り
疲れた僕は
暖かい太陽に
笑いかけたんだ
後悔の無いように
諦めが無いように
喜怒哀楽があるから
人生さ
override a decision
おはよう、人生。
おやすみ、世界。
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