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幻日(げんじつ)
作詞 あかさてな
暗闇の中に射し込む
一筋の光をプリズムに当てて
透かして見れば
虹の七色に光が分かれた
光が射し込んで来る先を
探し続ければ
其処には遥か遠く
白く輝く太陽の光が漏れていた
必死になって其の光に手を伸ばしても
其の光には届かない
軈て光はヒラリヒラリと舞う蝶に為り
光の粉をハラハラと舞い散らせて
暗闇の彼方へと消え去って仕舞った
僕は途方に暮れて
唯独り暗闇の中で立ち尽くして居た
足下にはさっき迄
光に当てて居たプリズムが
ポツンと落ちていた
僕は其れを足で思い切り蹴飛ばした
プリズムは気持ちが良い程
遥か遠く迄飛んで行き
粉々に砕け散って行った
そして僕は又暗闇の中で
一時眠りに就いた
又光が射し込むのを待ちながら

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公開日 2019/11/13
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ
コメント 此の詩は、精神状態が悪い時期に作ったので、此の様な内容に成りました。
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