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恋心
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作詞 あかさてな |
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ねえ どうしてこうなってしまったのだろう
答えの出ない愚問を繰り返しながら
舗道にふと溜め息を落とす
ねえ 君にとって僕はどんな存在だったの?
これまでの月日が走馬灯の様に蘇える
無邪気に笑い合った日々を
抱き合って泣きじゃくった日々を
君が結果的にあいつを選んだのは
ただの心変わり? それとも計算づく?
確かに僕はそこら辺にいる普通の凡人で
あいつの様に魅力的な男じゃないかもしれないけど
そんな僕だけど…
君の裏切りが許せない、でもそれ以上に
まだ君が愛おしいんだ
君の微笑みを、君の唇を、君の温もりを
まだ忘れられずにいるんだ
未練たらたらなのは分かっている
そんな僕を嘲り笑う様に行き交う群衆
そんな僕を素知らぬ様に降り始めた粉雪
僕はただ途方に暮れながら
行き場のない想いを持て余す
僕はまだ一途に君を想いながら
行き場のない街を彷徨い歩く
君の影を求めて、ただただ歩く
君の消え去ってしまった街を
ただただ歩き続ける…
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