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テキーラサンライズ
作詞 あかさてな
場末のバーでスタンダードなジャズを聴きながら
一人物思いに耽って居たら
空いていた隣のスツールに君が腰を降ろした
君の瞳が僕に囁きかける
今夜私と一緒に・・・と
だからテキーラサンライズを二人分注文して
君と共にカクテルグラスを乾杯して

港の波止場まで僕の車で
車を止めて降り立ち
月明かりが照らし出す夜の海辺は
波も穏やかで水面には月が映し出され
名前も聞かない素性も明かさない
見ず知らずの二人
たった一杯のカクテルを交わしただけの関係
其れなのにもう二人は・・・

此の出逢いは偶然なのか運命の悪戯なのか
其れさえ知る由も無い
ただ分かっているのは此の恋は今宵一夜限り
二人して心の隙間を埋め合う様に抱き締め合って
君が閉じた瞼にそっと口付け
そして熱く激しいキスを交わし合い
夜のまにまに漂う様に求め合い
命の漣を漂う様に愛し合い

夜明けの海を二人で眺めながら
軈て迎える別れの時を
此の夜の情事は何時かは忘れ去られる事だろう
たった一杯のテキーラサンライズがもたらした夢だから

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2019/09/17
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ
コメント 此の詩は、テキーラサンライズと言うカクテルの銘柄から着想を得て、書き綴った作品です。
あかさてなさんの情報











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