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君を少し囓る
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作詞 空愛 |
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夜の毛布のはざま
君の肌のぬくもり おでこに顔をつけて
髪からこぼれる幸せが 満たしてく、満たしてく
空のレースのあいだ
君のやわい吐息に ひっそり息を絡め
肌から香れる幸せが 浸してく、浸してく
夜空がきらきらと音を立てたの
ぜんぶ私を吸い込んで
溶かして一つにしてほしいの
君を少し囓る
ねえ、君の綺麗な指先に触れたいよ
身体を喜びで蒸発させて
キスをしながら夜が明けるのを眺める幸せ
冬の寒さはもっと
君の肌にべったり すきまを全部消して
端から端まで幸せを 刻んでく、刻んでく
雲を吹き飛ばすくらい
君のあまい言葉で 耳元そっと舐めて
背中を掴んだ手のひらを 歪めてく、しまい込む
花びらがちらちらと舞い散ってたの
ぜんぶ私をため込んで
ここから一歩も出さないで
君を甘く食べる
ねえ、君の繊細な首筋を吸いたいよ
身体を喜びで蒸発させて
寝息を聞きながら眠りにそっと落ちていく幸せ
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