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好きな歌を紡ぐだけ
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作詞 HIRoSHI |
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僕は歌を紡げやしないけど
精いっぱい夜空に瞬く星に向かって歌うんだ
ちっぽけな言葉の詰め合わせに過ぎないかもしれないけど
こんな小さな僕でも地球を響かせ
あの頃の僕は過去の引き出しの中に閉まっておいて
未来の扉を開いたその時に過去と遭遇して
青の運命に祝杯をあげたいと思うんだ
僕はダサくてもいい
だけど歌だけはいつまでもかっこ良く響かせていたんだ
この声が干からびたとしても
この心にポッカリと穴があいたとしても
言葉の骨が喉に詰まったとしても
僕にはこれが使命だと思うし、それを実行するんだ
小さい頃に遊んでいたブリキのオモチャはもう動かないけど
その汚れた表面には再生という文字が彫られていたんだ
僕は修理の道具を使ってさ、再生の言葉の意味を紡ぐんだ
壊れた才能はいつの日か役に立つからと亡骸が叫んでた
僕は諦めが悪いから下手くそでも良いから精一杯の歌をうたんだ
小さな会場の真ん中でも
大きな会場の中心だとしても
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