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存在
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作詞 カミツレ |
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小指と小指を交えて誓い合った約束は
心の変化とやらにさらわれた。
流れていきそうな想いなら、
あるはずのない解決法を探すことで、悲しみをいくらかごまかせる。
でも流れ切った想いを、今になって手繰りよせる方法なんて何一つない。
あぁ、新しい恋に走らせることすらさせてくれないあなたの残像。
あぁ、どこを見渡してもあなたと行った思い出ばかりが鮮明に浮かぶ
離れてる時にはずっとあなたを想って、
一緒にいる時には目の前のあなたに全てを捧げた。
それほどまでにあなたに溺れた私にどうやって他の海で泳げというの?
小指と小指で誓い合った約束は
果たされないまま空気に消えた。
目に見えて感じた変化なら、
その時すぐに行動したはずなのに、
あなたは少しも感じさせることなく終わりを告げた。
そうだね、わかってる。目に見えた変化だったとしても
私に手繰り寄せる方法なんて何一つなかったってこと。
あぁ。新しい恋に向かう意志さえカケラも持たせようさせないあなたの残像。
あぁ、どこを見渡してもあなたと行きたいと心躍らせた場所ばかり。
あなたがいないなら行く理由もなくなった。
離れてる時にはあなたに想いを馳せて
一緒にいる時には繋いだ手のひらに、
あなたの話す言葉に全神経を捧げた。
それほどまでにあなたに溺れたわたしに他の海で泳ぐ術なんてあるはずないの。
これからもあなた以上の存在が現れるはずないの。
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