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塵
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| 作詞 らす |
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二つとて無い物語
そればかり探し続けてしまうよ
あなたに伝えたい意思表示とは
裏腹に背もたれの無い椅子みたいだ
悲しみの裏側にも花は咲くんだと
見え透いた嘘
知ってしまった本当
愛すべき過去未来に乾杯
人それぞれの足並みは寛大
一体何億あるんだろう
途方に暮れる魂の数はまず
一つ数えでは終わりは見えない
飛ばし読みでは正確な数字は割り出せないから
もう面倒臭くなってしまうな
微かな軌跡を綴った詩も
不確かな奇跡に縋った日々も
ごちゃ混ぜにして僕等は明日を
蔑ろにして朝日も月も
目に見えてるもの
見えないもの
見え掛けてるもの
見離したもの
一つ二つ疎らに散って
今は空の星星となった
ほら消えてるもの
消えないもの
消え掛けてるもの
消え失ったもの
それが今はこうして
塵に
居ても立っても居られない衝動に
駆られ 運命なのかは未明
無い物ねだりの借り物競走に
闘争 戦争 なんでもいいよ
破裂しそうなこの心
所々痛む亀裂に支障
傷付いた自傷
さえ虚しくなる畜生
過ぎて去って行く季節は後退
後ろ向きのまま相対性理論上
に合わせられた僕等は甚だしくも口論と争論
色んな思い出詰まった脳も
今となっては意味も成さないで
結果が全てだって言う世の中だから
その結果がこれだ
痛いくらいの熱情も
ウザイくらいの恋情も
不安だらけの捏造も
荒んだ僕等の愛情だ
目に見えてるもの
見えないもの
見え掛けてるもの
見離したもの
一つ二つ疎らに散って
今は空の星星となった
ほら消えてるもの
消えないもの
消え掛けてるもの
消え失ったもの
それが今はこうして
塵に
どうせ無理だって言わないで
それが君の個性だって
言える程僕も大人じゃないけど
君とは対等でありたいな
高望みした慈しみも
選ばれる事無き蟠りも
今は今もこうして
星は優雅に塵と化す
目に見えてるもの
見えないもの
見え掛けてるもの
見離したもの
一つ二つ疎らに散って
今は空の星星となった
ほら消えてるもの
消えないもの
消え掛けてるもの
消え失ったもの
それが今はこうして
塵に
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