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都の糸
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作詞 ラコステ |
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凍えたバラを
愛でてないで
恋人たちは
現実を
真に受けては
壊れていった
私達
出会う時代を
間違ったのかもねなんて
見え透いた嘘をついた
それはまるで両刃(もろは)
足早な
都会(まち)を
見下ろして
ここは駄目ねと
鳩は色の無い
ため息を吐いて
振り向く
素振りもせずに
ここを捨てて
羽ばたいてしまった
いつかは みんも
今日にまで
はびこる世界の
闇に勝てない
人は逝くよ
首を吊る森へ
手招かれるように
群衆は
自在に色を変えて
時に振りかざす武器も変えて
弱い虫を踏み殺して
そろそろ続かないよ
こんな茶番は
足早な
雲の流れに
嵐の予感
血煙(ちけぶ)りを浴びた
行列に並んで
お咎(とが)めを待つんだ
とりみだす?
じたばたするな
ここを捨てて
羽根を切り落とした
あの子らの為に
ひとつ 笑わせておくれな
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