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エクリプス
作詞 brother sisters
浅い呼吸で目を覚ましたら
窓辺で夜がノックしている
出ていくわけにはいかないのに
心どうして 逆らっている

指先から逃げていった 熱を帯びた僕の明日
知らないで蝕まれていた 溶けた表面から見せた本当の顔

鄙びた日記は余白だらけで
持て余すページを孤独で埋めた
文字を並べても飾られた自分で
キレイゴトたちで黒ずんでゆく

偽ることを咎めないまま 人生を保ってきたら
後戻りなんてできない場所まで来てしまったが これが本当の自分

白が黒へとなくなっていく
黒が白へと増えていっている
考え方さえもはや白へ黒へ
上が下がの騒ぎはもう後の祭り

指先から逃げていった 熱を帯びた僕の明日
知らないで蝕まれていた 溶けた表面から見せた本当の顔

僕の影が薄らいでいく 体はすでに消えている
もうここには居られないよ 日記の文末は書きかけのまま

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2020/12/07
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コメント 「月食」「日食」の意味。転じて「姿を消す」「名声を失う」いまのこの肉体についてまわるものは、すべて飾られたもの。脱ぎ捨てたいという思いある歌詞。
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