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10年分のアイラブユー
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作詞 brother sisters |
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ずっと大事にしていた写真は
きみと海で遊んだときのもの
あの日、砂浜にえがいた夢は
波に持っていかれたきりだね
夕焼けとともに眠った日々は
まだ見ぬ、水平線の向こう側
きっと泡となっていった夢は
虹に変わってまた出逢えるよ
跳ねる水鞠とたわむれた夏は
淡い朝凪のなかに解けたのか
想い出がセピアに染まっても
幸福せを重ねてゆけばいいの
あたらしい色と出逢える日を
こんなにも待ち望む 楽しみ
安い花火をみんなで買ったね
火が消えるまでの間に灯した
オレンジ色のちいさな祈りは
今も胸のなかで燃えているよ
水に燃え立つ蛍を追いかけて
時間を忘れて遊び明かしたね
笑顔も涙もときのゆくままに
そんな幸福せ一杯よ、永久に
約束のメッセージはあの潮風
貝殻に秘めたラブ・ソングさ
10年分のアイラブユーがある
寄せては返す綾波のようだね
海風にたたずんでいたきみは
記憶を彩る温かな やさしさ
風を編みながらともに揺れた
きみの笑顔は忘れ路に咲く花
海鳴りのメロディに合わせて
身を寄せ合って歩んだ日々よ
ラムネ色の海でまた出逢おう
いつかまたこの歌が聴けたら
笑顔も涙もあの日の続きから
想い出がセピアに染まっても
幸福せを重ねてゆけばいいの
10年分のアイラブユーがある
寄せては返す綾波のようだと
10年分のアイラブユーを贈る
10年先でまた出逢えるように
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