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十字路 standing on the roads
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作詞 brother sisters |
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夜風と月明かりの帰り道
ネクタイをゆるめて一息つけば
あたりはいつしか春の心地
馴染んでいる故郷のはずなのに
気づかないうちに大人になっていたみたい
歩くのをちょっとやめてこの軌跡ふりかえれば
あなたとともに夢を語った夜
ちいさな部屋にギターひとつで
あの頃の僕らはバカだったな
それでも毎日がなんだか楽しかった
それぞれ違う道を歩みだして
夢に思い馳せた仲間たちは
今頃どこでなにをしているのかな
元気でやっているのかな なんて
遠くの誰かを思ってしまうあまりに
自分の足元を見ていなかったりした
10年前の僕ならどうしてた?
どんなことでもわくわくしたのに
憧れを組み立てたプラモデルの飛行機を
飛ばすだけの助走がいるのかい?
心の翼が折れたって体がぼろぼろになったって
空はいつも浮かんでいて道はずっと続いていて
踏み出せなかった一歩は躊躇う不安感じゃない
無限に広がる道の上に立たされているからさ
あなたとともに歩んできた道
あなたとともに見ていた同じ空
あなたとともに夢を語った夜
ガラクタ同然の夢だとしても
あなたがいたこと 僕がいたことも
夢へとずっと続いている
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