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それでも
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作詞 KECAK |
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新聞の片隅にも
テレビの端っこにも
誰にも知られず
漂う埃のように
死んでゆく者がいる
弔うことは
慰めにもなる
悲しむことは
侮辱にもなる
それでも死んでゆく
どうしてだろう 人間は
何かを忘れて生きてゆく
どうしてだろう 人間は
死すらも忘れて生きてゆく
それが運命
それが確かめ
道を外れても 愛を忘れても
雪の降る白土(しろつち)でも
光のさす島国でも
誰にも求めず
海の流れのように
死んでゆく者がいる
弔うことは
救いにもなる
悲しむことは
励ましにもなる
それでも死んでゆく
どうしてだろう 人々は
何かを忘れて生きてゆく
どうしてだろう 人々は
死すらも忘れて生きてゆく
それが幻想
それが時間
貴方を愛しても 貴方に愛されても
弔うことは
慰めにもなる
悲しむことは
侮辱にもなる
それでも死んでゆく
どうしてだろう 人間は
何かを忘れて生きてゆく
どうしてだろう 人間は
死すらも忘れて生きてゆく
それが運命
それが確かめ
道を外れても 愛を忘れても
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