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NERVOUS BREAKDOWN
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作詞 奏 |
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1)
沈む夕陽に忍び寄る紺の情景
気の早い月が空に穴を開ける
流れ込む木枯らしに戸惑う他人
短くなる影法師追い付いた僕
僕が僕を飲み込み僕に成る時
振り返る今日は上手く生きたか
声に出来ない幼さを隠し持ったまま
俯くことさえもしないで胸を張った
大人になる事を汚れる事と嫌った
でもそれでも世界の歯車を演じた
ピーターパンの憧れた理想の世界
夢や希望だけじゃ未来は創れない
ティンカーベルなど居なかったよ
妖精とは妄想の産んだ産物だった
NERVOUS BREAKDOWN
街角テレビでは今日も猟奇殺人
NERVOUS BREAKDOWN
駐車場では殴り会う誰かと誰か
神経衰弱もう限界を越えた世界
僕は後どれだけ生き延びるのか?
2)
スーパーカーと思った三輪車は
歩いた方が早かった事を知った
どこまでも行ける魔法の乗り物と
凸凹道を走る三輪車は動かない
無理して転んで膝を擦りむいた
幼い僕は自分の足で歩けと知った
ひとつひとつ経験して覚えていく事
成長して立派な大人になりたかった
理解しなくていい事が増えていく
仕方ないと諦める事が多くなった
アンデルセンの描く童話は残酷だ
世界の厳しさを教えようとしてる
人魚姫は足と引換に声を無くした
醜いアヒルの子は虐められっ子だ
NERVOUS BREAKDOWN
登校拒否に家庭内暴力 性的虐待
NERVOUS BREAKDOWN
懲りぬ芸能人に飽きぬマスコミ
神経衰弱もう容量を越えた世界
僕は後どれだけ生き延びるのか?
オオサビ)
神経衰弱意味のないカウンセリング
神経衰弱効果のないトランキライザー
神経衰弱愛のないSEXに溺れ戯れて
神経衰弱気がつけば愛しかたも忘れ
僕は後どれだけ生き延びるのか?
僕は後どれだけ生かされるのか?
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