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信神論理
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作詞 TOMO桃ちゃん |
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1.
落書きだらけ 頬杖をついた
机に咲く白い花が今日も綺麗ね
終わりの鐘が鳴る夕暮れ踏切
ちょっとそこのお嬢ちゃん
長い前髪の隙間から覗けば
同じ顔で手招きしてる無数の影に腕を引かれ
て
誘う楽園の門を潜ればそこには
ここは君の居場所だと口を揃えた
ほら手ヲ挙ロ 笑え 踊れ
その糸が導くままに開かれた道歩け
ほら手ヲ叩ケ 回れ 狂え
夜が明けるまで止まることは許されない
2.
煙草の煙 アルコールの香り
ゴミ山に埋もれた紙切れを握り締め
開けばいつまでも嘘を吐くこの口を
塞ぐ術なんて持ち合わせてなくて
寒さで凍え悴(かじか)む掌に息を吐いた
ベランダから見える景色はいつもと変わらない
唱えれば幸せになれる歌口ずさんで
その分だけの重い荷物抱えて
ほら手ヲ挙ゲロ 笑え 踊れ
舞台の上で嗤(わら)う仮面の下で君はどんな顔してるの?
ほら手ヲ叩ケ 回れ 狂え
我儘な君は足りないもっとだと言う
隠れんぼ 鬼はあたし どこに居るの
幸せ行きのチケット誰でもいいからあたしに頂戴
目ヲ瞑レ 暗い 卑(いや)しい
覚めることの無い夢の中で
真実など無い寂しさと虚無に塗れたこの部屋で
振リ翳(かざ)セ 笑え 踊れ 回れ 狂え 謳え
鋭利な先端は手の中で赤く染まった
むせ返る錆(さび)の匂い爛(ただ)れたこの心臓
痣だらけの醜い身体を 嘘だらけの汚れた心を
近付く地面に呟いた愛されたかっただけなの
嗚呼
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