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終点の花
作詞 夜桜
この暗闇に入ってから
どれほど経っただろう
自分以外のすべてを感じられなくなっていた

いつか光は見えると信じている
終わりがあるかどうかも分からないのに

入口の傍らに小さく澄んだ花
たった一輪 誇り気高く揺れている

起きたら進んで はってもがいて
手が届いたすべてを壊し続けた
もう二度と会わないと誓った言葉も
闇の中に消えてった…


生暖かい風が
ぼくの頬を撫でていく
目の下ひとすじだけ涼しさを感じた

たぶん半分は来てると信じよう
今は立ち上がる元気もないけれど

腰かけた傍らに清く澄んだ泉
今のぼくに触れる資格はあるのかい?

頭で悩んで ためて吐き出して
たちふさぐすべてに牙をむいていた
「やさしさ」なんて遠くにおいてきて
薄ら笑いはりつけて…

何を探しにここに来たの
忘れるためにここに来たの
結局思い続けているくせに?
結局壊し続けているくせに?

不意に先から 光が差し込んで
足元周りには一面の花畑
幸せと尊さにただ涙した
ただおぼれないように…涙した

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2020/07/07
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ 綽吚
コメント 久々の投稿です。
解釈は人それぞれ。苦しみから抜け出したのか、それとも初めから苦しみなぞなかったのか…
(次はPOPなのにしようと思ってたのに…)
夜桜さんの情報











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