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サイノハナ
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作詞 漆黒ノ百合 |
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水をあげた 陽も当てた
開花(ひら)いた花びらの数を
数えるだけ数えて陽が落ちる
君のそれを僕におくれよ
美しくて 眩しくて 羨ましい
あなたに書いていた手紙
今じゃ どうして
どれもこれも僕宛なんだよ
押し詰めて挟めた才能花(サイノハナ)
ぺしゃんこに滑稽な水面に映る姿が…
僕が僕でしかなくて…
あいつはもっと上手くやってる
転んで泣いて拾ってもらって
自分で立ち上がる僕の周りには
何もかもが足りない
君のそれを僕におくれよ
ねぇ君より上手く使えるから
踏みつけられた悲しみより
見向きもされない苦しさが
花瓶のヒビを 上塗りした色彩を認めた
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