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クロックワークスガール
作詞 漆黒ノ百合
1
時計の秒針がひとつ進むと
「始まってしまった」響く声
ルーティーンなぞって
「どこに向かうの?」と話す
心は追いついてないのです

世界は待ってくれない
立ち止まり、あたふたしてる
私なんて誰に理解もされないでさ

間を外し、胸の中
嫌われないかなんて事を
それしか考えていないわけで

「色褪せないで」
モノクロな心 、錆びついて諦めて
目に写ったものはとっても綺麗な
花のような笑顔が咲いて
瞳がひとりでに憧れる
「少しだけ話してみたいな…」

キラキラと光だした
生まれず消えた想いも
単純明快で、私が隠した

フワフワと膨らんで
針を刺して目を覚ますのは
時間の止まった
いつもの固まる私でした

2
なんてぎこちない姿で
息を止めていると
「我慢しない、吸いこんでみな」って

語りかけた笑い声を
無我夢中に当てはめ
「どうしてだろ?どれとも繋がらないんだ」

色に咽ぶと吐いて捨ててしまう
それはいつもやってきたこと
私はいつでも遠くから眺めて

花開いた中近づいても
進めない私ばかりが
置いて枯れてるだけで

燦々と降り始めた
お日様はにぎやかで
曇りきってる顔じゃ
向き合えないくらいで

どんどん、私の時間は
私が感じるよりも
実に簡単に
歩き忘れてしまうものでした

顔塞ぎ、立ち尽くす姿に
その人は気づいて
「僕だって君と同じだ」
と言うと手を繋いだ

「私なんて誰にも繋がれないんだと
思って過ごしてた」
「でも、その手をごらん?僕もさ
探していたんだよ」

キラキラと光り出して
歩き疲れた迷子の時計は
世界に少し進み出した

フワフワと膨らんだ
私の中のあなたが
もし迷った時は
先で待っているから

秒針が今日もまた歩き始めていた
今度は少しだけゆっくりに見えた

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公開日 2018/11/27
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カテゴリ 綽吚
コメント 変わりたいのに変われない、本当は変わるのが怖い。やりたい事は分かってるのに、置いてかれてるあてもない自分は何かに合わせるしかない。気づいてないだけで皆そうなんじゃないかな?
なんだか学生時代を思い出しました。
漆黒ノ百合さんの情報











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