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真夏の雪だるま
作詞 明煌羅
太陽が燃える

暑い夏のある日のこと

君は僕を描いた

真っ白なクレヨンで







冬景色

そこら中雪だらけ

「もうそんなのつまんない」

君は真夏に

雪だるまを夢見た

だけど

みんな口を揃えて言う

「この真夏に雪だるまなんか」と

君を嗤った

でも君は

決して捨てなかった

夢の設計図(エ)を

太陽に照らされる僕を


そばにいたいよ

ずっと君の心に

僕が君の瞳を

輝かせられるのなら

季節なんて関係ない

この陽の中に

冬と変わらない姿で

僕は君を待つよ













赤いバケツ

小枝の手

どんぐりの目に

にんじんの鼻

眩しい太陽の光

だけど

君は少し泣きそうに言う

「やっぱり夢なんだ」と

膝を抱えた

でも君は

最後まで描いてくれた

夢の設計図(エ)を

太陽に照らされる僕を


そばにいるよ

ずっと君の心に

小さな画用紙の世界でも

笑ってくれるのなら

季節なんて関係ない

この陽の中で

いつまでも どんな時も

僕は君を待つよ












いつしか

明日が何度も来て

君はもう

立派な大人になった

机の中で

眠る画用紙に

確かに僕はいたんだね

君はもう忘れているかな?

太陽の下で君を待ってた

雪だるまのこと










そばにいたよ

ずっと君の心に

みんなに忘れ去られ

ボロボロになっても

輝く陽の下に

たたずんでいた僕と

それを描いた君の

温かい物語

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公開日 2019/06/18
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コメント わたしの頭の中にずっとある記憶をもとにして書きました。
夏と雪だるま・・・・。正反対の季節感が組み合わされてます。
この記憶が、何を意味していて誰のものなのか、わたしには分かりません。
ただの夢かもしれませんしね。
明煌羅さんの情報











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