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それでも太陽に憧れて
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作詞 明煌羅 |
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無機質な 白い壁と
殺風景な 部屋の中
幼い頃から その景色だけ
見て 育った
閉められた カーテンは
開くことは なくて
外の世界を 知らなかった
「ここから 出ちゃダメだよ」
大人たちに 言い聞かされてきた
理由は 知らないけど
とてつもなく 寂しかった
世界で 一番 綺麗なものって なあに?
わたしは 「タイヨウ」を 見てみたい
水平線から 昇る 黄金色の
光に 一度でいい 包まれたい
大きくなって 知ってしまった
わたしは タイヨウの
光に 弱いって
浴びちゃ いけないってこと
いつも 閉められた
ドアは 開かなくて
外の世界を 知らなかった
「ここから 出ちゃダメだよ」
大人たちに 言い聞かされてきた
理由を 知ってしまったから
余計に 寂しかった
世界で 一番 綺麗なものって なあに?
わたしは 「タイヨウ」が 見てみたい
水平線から 昇る 黄金色の
光に 一度でいい 包まれたい
ある日 わたしは 決心した
「ここから 逃げよう」
本当に わたしの命が
消えるとしても
それでも 太陽に 憧れて
世界で 一番 綺麗なものって なあに?
わたしは 「タイヨウ」を 見てみたい
水平線から 昇る 黄金色の
光に 一度でいい 包まれたい
町外れの 小さな港
わたしは 一人 立っていた
夜明けの光 わたしを照らす
黄金色が 空を染め上げる
わたしは そっと 目を閉じた
温かな 光に 包まれながら
いけないってこと 分かっていた
それでも 太陽に 憧れて・・・・
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