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足跡
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| 作詞 あんにゃ |
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よく応援歌にあるような不特定多数の
「君」ってやつに俺はもう当てはまりゃしねえんだ
お生憎様 もはや俺はごく普通の枠から外れちまったんだよ
それでも血反吐吐き出しながら人間やってんだよ
よく少年漫画にあるような秘密基地は
一人煙草ふかすマンションの屋上
人様のご期待には応えられやしないよ
俺はここから飛び降り自殺したりなんかしたりしないよ
今更 俺一人死んだところで
もはや泣くやつ親くらいしかいねぇんだから
だったらこの汚れた世界に
生きている証をシールみたいに
ベタベタ貼り付けて這いつくばって進むんだ
どんより曇り空が涙雨零すよ
泣いたって俺には慰めの言葉なんか持ち合わせちゃいねぇんだ
勘弁してくれよ 呑んでる酒がまずくなっちまう
俺から一人きりの孤独を奪ったら何にも残らねぇんだからよ
ヘッドフォンから大音量のパンクロック
もっともっとこの俺をぶち壊してくれ
遠い日の憧れ ガキの頃夢見てたロックスター
柄にもなく感傷なんかに浸っちまったぜ 馬鹿らしい
例え今 俺に生きてる意味がなくても
それを探す旅が人生なんじゃねぇの
結局その答えに辿り着けなくても
それを探そうと歩き続けた足跡が
永遠に俺の人生を讃えてくれるのさ
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