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遊び疲れた後に見た夕日
作詞 あんにゃ
半ズボンのポケットに手を突っ込みながら
風船ガムを膨らましてた僕はもういない
「光陰矢のごとし」の言葉通り
いつしかくたびれた顔の大人になってた

子供には子供なりの遊びのルールがあった
だけどその中にある自由を目一杯楽しんだ
決まり切った大人のルールに縛られ
見上げた空がやけに狭く感じた

憧れていた大人はこんなんじゃない
なりたかった大人はこんなんじゃない

遊び疲れた後に見た夕日は綺麗だった
本当に心洗われるようなオレンジ色
家族も友達も先生もみんな優しくて
幸福を体中で感じてたんだ



同じクラスの可愛いあの娘に恋をして
胸の高鳴り抑えきれない僕はもういない
体目当ての男と金目当ての女
ギブアンドテイクを習ってただそれに倣うだけ

いつまでも子供のままじゃいられない
タイムリミットだって限られてるから

長い間飼っていた愛犬も年老いて死んだ
家族でよく行った美味しい蕎麦屋も潰れた
昭和生まれより平成生まれの方が
多くなるのも必然だから

それでも
あのオレンジ色をもう一度目にしたい
庶民の味いつまでも大切に感じていたい
家族も友達も先生もやがて旅立つけれど
「変わらぬものもあるさ」と僕は歌うよ

全身全霊力を込めて歌うんだ

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公開日 2018/09/04
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