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境界線
作詞 深月ミキ
特に意識してなかったんだ
気付いたら目で追っていた
気付いたら耳を澄ましていた
ただそれだけ
息をするのと同じように
君という存在が当たり前になっていたんだ

君が好きだと言った甘いお菓子も紅茶も
欲しいと言っていた花柄のワンピースも
全て揃えたのに

足りないのは君の匂いだけ

この壁が邪魔だよ
届かないよ
キスがしたいよ
冷たいよ
甘いはずの君の匂いが足りないよ

情けなくうなだれる僕の前で
君は笑って
「好きだよ」って

知るはずもない君の匂いを
想像して僕も笑った

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公開日 2018/04/25
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