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だから、僕は君を助けようと思ったんだ。
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作詞 ワカツキ |
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大丈夫だよって君の言葉
僕が言うと信じてくれないくせに
やけに軽やかなものだから
ついつい手を伸ばせないでいるんだ
僕の体は鉛のようで
その羽を掴んでしまえば
きっと君を墜としてしまうから
でもそんな僕を
離してくれない君のこと、
また好きになる。
馬鹿だなあ、「お荷物だ」って言葉
聞えていないふりしているんでしょ?
どんなに苦しくても僕を手放さない
…「友達」だから残酷だなあ
君と二人きりの時は
君の特別になれるような気がしたから
もう少しだけ、側にいさせて。
まだちょっとだけ残った心も
全部溶かして。
わかってるんだ。
君がもう貰った風船を、
もらえないのも、割れてしまうことも
それに僕は関係ひとつないことも。
…泣かないでよ。
君は幸せなんでしょう?
好きな人、好きな音楽、君の全てを
わかってくれると笑ってたのに。
ひとりぼっちなの?
なら、僕が、側にいてあげるよ
たとえ探し物が見つかれば
捨てられる定めだったとしても
僕は君の笑うところが好きだから
道標になるから、どうか
僕のことは、忘れてしまってよ。
「離れたり、しないから」
大丈夫だよって君の言葉
本当は苦しいってわかるよ
やけに泣きそうな「誰かの騎士」を
今日も。
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