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夢の続き
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作詞 新田拙 |
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白い腕を肩に抱かせて
灯りのない階段を下りる
裸足が触れる冷たい床に
散らばるガラスのかけら
砕けた鏡に姿を映す
闇に紛れて姿を隠す
振り子の振れる時計の下に
流れるやさしい音楽
夢の途中に放たれた火を
放たれた火を消し去るために
夢の続きで殺された人を
殺した人を殺すために
黙っていれば明日が来る
朝に日射しは瞳を焼く
閉じたまぶたの向こうから
見えないものを映すために
内面に建てた家は焼け落ちて
見ている中でただたたずんでいる
冷めた夜の不自然な熱だけを受けながら
いびつに走る音を背後に感じている
他人の自分が明日から問いかける
お前は今何を見て何を思う
何も答えず帰り道を探した
内面に建てた家は焼け落ちて
見ている中でただたたずんでいる
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