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うう、ああ
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作詞 新田拙 |
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退屈な夜が明ける
赤らむ頬に流れる涙は
指で拭えば
もう一度わたしは生まれ変われる
気がしてるだけ
わたしは変わらず
眠ってばっかりのくせに
毎日退屈だナァなんて呟いている
雨の日は
穴に潜ってじっと待つ
晴れた日は
空気を吸って空を見る
退屈だけどつまらないわけではない
日常に退屈してたら
何をしでかすかわからないと思っている
風が吹く暑い昼間
扇風機はそっぽを向いていて
仰々しいふうに首を振っては
絶えずため息漏らしてる
気がしてるだけ
扇風機に感情はなく
電気で動くだけなのだから
情を感じちゃいけないだろう
雨の日は
穴に潜ってじっと待つ
晴れた日は
空気を吸って空を見る
退屈だけどつまらないわけではない
枕に顔をうずめては
赤子の喃語を真似すれば気が紛れる
退屈だけどつまらないわけではない
雨の日は
穴に潜ってじっと待つ
晴れた日は
空気を吸って空を見る
眠ってばっかりのくせに
起きろよ
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