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よだれ
作詞 新田拙
団地の屋根でスキップをするきみの姿は
古い記憶の隅でころがる
きみが弾いていたギターのピックガードは
よだれ垂らしたみたいだった

洗濯物が小さな庭で揺れる
服のよだれが乾いても
忘れられないきみの寝顔
昼過ぎ二時はおやつを食べて
そしたら昼寝の時間にしよう

平屋の屋根でひなたぼっこのきみの姿は
ぼんやりとした未来へ向かう
日が落ちてしまっては うちに戻ろう
寒いのはいやだもんね

洗濯物の白さが空に映える
袖のよだれが乾いても
忘れられないきみの寝顔
夜まで寝ていちゃもったいないよ
僕ともう一度お話をしよう

洗濯物が夕日の赤に染まる
服のよだれが乾いても
起きてこないよ きみの寝顔

洗濯物は取り込んでおこう
明日は雨の予報なんだ
いくらよだれでよごれても
涙で濡らしちゃいけないね

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公開日 2018/05/22
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コメント 平和な風景。
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