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【飲み屋のひろちゃん】
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作詞 GABA |
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飲み屋のひろちゃんと
初めて会ったのは
永田橋三叉路の肉屋の所
その隣に俺の店があるって
一遍遊びに来ないかと
言う事だった
ひろちゃんと暖簾に書いてあったけど
中に入ったら奥さんにっことして
いらっしゃい何しますか
おもわず僕は煙草吸いたくて
灰皿とマッチを借れませんか
今あるのは何があるのですか
ひろちゃん焼酎の珊瑚がお勧めです
ひろちゃん急に現れて魚10ぴきぐらい
仕入れてきて
今日はうるめが目玉ですよ
ビックリした僕はそのうるめでいいって
笑いながら奥さんに注文した
いきなり酔いが回ってきて
もう一匹追加してくれとお願いした
ひろちゃんほんと大丈夫?
咳をしながら聞いたけど
顔真っ赤にして
僕は頬張った
その時ひろちゃん言った
体だけは気をつけろ
お金三千円払った後で釣りはいらないからと
マッチだけ貰う
暖簾横目で外に出ようとしたら
奄美の風はいつものように
冷たかった
バス停の所までとぼとぼと
歩いて行ったら
ひろちゃん車で来て
笠利まで送るよと
あんな遠い所までと
ひろちゃん遠慮するなよと
笑顔でおもいきり
助手席のドア開けた
俺の女房ものすごく可愛いだろう
お前は独身か
早く結婚せよな
ひろちゃんの話聞いていたら
空港が見えてきて
もうすぐですよSUNOまで
その時ひろちゃん言った
体だけは気をつけろ
家に着いたと思ったら
内緒で俺の握った寿司たべれよ
絶対女房にはと言って
ひろちゃん口に
人差し指宛そのまま
名瀬へ帰った
部屋に帰ってドア開けて
ひろちゃんの寿司くいながら
テレビの天気予報見てた
今度お金が入ったら
またひろちゃんに行こう
今度も珊瑚とうるめを注文しよう
ひろちゃんの顔思い出し
一日の出来事
楽しくて楽しくて忘れられない日でした
ひろちゃん明日もがんばれ
そのうち大きく稼いで
奄美一の飲み屋にして下さい
end
飲み屋のひろちゃんでした
作詞GABA
2014年5月27日作成
協力J・A・O・S
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