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まだ私は死ねない
作詞 東夜 嶺
大人になればなるほど
死ぬという言葉が好きになった
声に出せば出すほど
少し楽になったような気がした

辛いことも苦しいことも増えた
でも誰も助けてくれなくて
私の口から出る死にたいの言葉は
SOSなんだよ

乗り越える力がほしかった
弱音しか吐けない自分が嫌だった
誰かに愛してほしかった
言葉に頼るしかなかった

嫌な思い出が私を塗り替えて
悲鳴だけが頭に響いて
それでも本当に言いたかったのは
まだ私は死ねない の一言


朝がくればくるほど
目を開けるのすら怖くなって
人を見れば見るほど
笑顔の仮面の下が丸見えになって

何もないふりをするのは難しくて
虚しさだけが募っていって
私の口から出る死にたいの意味を
誰かに知ってほしかった

踏ん張れる強さがほしかった
自分を愛せる私になりたかった
言葉なんか捨ててしまいたかった
心から笑顔で笑ってみたかった

この道を越えた先にあるものが
たとえ地獄のような道だとしても
それでも拳掲げて言いたいのは
まだ私は死ねない の一言

まだ私は死ねない

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2018/06/19
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カテゴリ 綽吚
コメント 死にたい、という言葉を自分たちは軽はずみによく使ってしまう。でもその死にたいの裏に隠れている本当の思いはなんだろうって考えた時に、助けて・愛して・まだ死にたくない、というSOSなんじゃないかなって思って書きました。コメントやアドバイス等いただけると嬉しいです。
東夜 嶺さんの情報











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