|
|
|
Geranium
|
作詞 たん |
|
パラパラ落ちた恋心だって良いから
散ったって 踏まれちゃって それで終いなんだから
clap.傲慢を妬いてみせても
生温い味しかしないのね
カラカラになって喉にも通らないよ
この場所からあの場所へと逃げ出せる術は無いよ
scrap.やっぱりあなたも人間だった
最低だけが取り柄の人間だった
もしもこの心を救ってくれって
言うだけでも今は違ったろうか
「見えない話は無しにして」
そんな声はきっと頭にもない
一人座った小さな椅子からは
テーブルに咲いた花が見えた
そう言えばあなたがくれたもの
他には何か残ってないでしょうか
カタカタ震えた窓の格子を見ていた
欺瞞とか静寂とかあの頃はただ満ちていた
flat.本当のところは分からないよ
願うものなんて
悪くてもきっと死んでしまうくらいだ
あなたに魅せた愛の形が
溶けて崩れてグチャグチャんなって
そんなことよりずっとさ
マシな日々が続くんだ 泣かないで良い日が来るんだ
そう思ってたのにな
何かを探して来たって
言えば「何かじゃ分からないよ」って
ずるいんだよ、そんなの
これじゃ私が願ったみたいじゃない
あなたの全てが壊れて
私の全てが壊れて
空っぽになっちゃったんだよ
こんな穴だらけの手じゃ何にも
あなたがくれたものなんて
他には何も残ってないのでした
少しきつめの薫りなら
何かあっても良かったのに
|
|
|