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たんぽぽ
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作詞 momomo |
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所詮は雑草にすぎないさ
ありきたりな色に景色の一部にしかならない
草原(くさっぱら)に横たわって風に漂う匂いを嗅ぐ
どこからやって来たのか甘いやさしい香り
膨らむ想像に見たことない君を思う
あせびかな、さくらかな、それともコブシかな
陽射しの真ん中でグッと背伸びをしてみた
ほら、今にも手が届きそうだ
ちっぽけでもいいさ
ただ、まっすぐに生きていたいだけ
今日も通りすぎる雲を見つめる
お世辞にも美しいとは言えない
ありふれた場所にあるから他人(ひと)は去っていく
疲れて寝転がっては深く息を吸って落ち着かせてみる
どうやら違う季節がやってくると悟った
僕は旅に出る
まだ見たことない場所へ
フジを越え、バラをくぐり、サツキまでも
陽射しの真ん中でグッと背伸びをしてみた
ほら、今にも手が届きそうだ
ちっぽけでもいいさ
ただ、まっすぐに生きていたいだけ
今日も通りすぎる雲を見つめる
どこまでも飛んで行けるさ
この風が終わらない限り、流されるままに
新しい場所に降りたったら、また新しい風に吹かれて
感じるのさ 新しい香りを
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