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単色と多色
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作詞 慎ましく生きる |
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君だって決めた時から
モノクロが色付いた
まだ何も始まっていないけど
完成デッサンは100点
第1印象は正直あんまり記憶にない
無個性な私服と冴えない髪型
初めて話したのは出会ってから半年後
好きなお菓子の話でした
きっかけはそう ひょんな事
あなただけが気付いてくれたから
その瞬間から単色だった君が
カラフルに視え始めた
君だって感じた瞬間から
心は騒がしくなった
ふと声を掛けられるだけで
たじろいでしまうよ
メールしてみようかな?
ここは思い切って電話でしょ!
距離を詰めるため策を練るけど
肝心の一歩目が踏めない…
初デートはさらに半年後の12月
私から誘いに貴方は不思議がっていたね
プラネタリウムが映すキャンバスも
君と観ると七色でした
君だって決めた時から
モノクロが色付いた
やっと一歩目は踏み出せたよ
この機会は逃せない
二人でデートしたんだし、
このまま告白してしまおうか?
でも緊張の色につぶされて
気が付けば帰りの電車に
デッサンはもう出来ているのに
パレットは色とりどりなのに
最初の一筆も入れられない
このまま何にも出来ないのかな?
私の心はモノクロのまんま?
諦めかけたてたその時
ポケットの中が震えた
画面を見れば隣の貴方から
「君のことが好きです」
単色だった二人は
隣り合って多色に
デッサンはもう出来ているから
少しずつ色を重ねていこう
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