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ロン
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作詞 Nel |
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僕は最初彼と会う前は大嫌いだった
絶対に仲良くなれないと思っていた
なぜなら僕の意志では出会いたくなかったからだ
でも会った瞬間彼は僕をやさしく見つめてくれた
仲良くなれないなんて勘違いだった
その日から毎日いつの日も僕が悲しそうな顔でも無表情でも怒ってそうでも
深夜でも僕が見えなくなるまでずううっと見つめてくれていた
何回も振り返って確認したことがあるけど一度も目を離したことはなかった
いつの日か勝手に僕のことを心配してるんじゃないかって思うようになってきた
充分にかわいがってあげてたとはいえないけど、自分の中ではもちろん好きでいて当たり前の
存在だった
でも別れが突然やってきた
彼はものすごい苦しそうな顔をしていた
僕は見ているのが耐えられなくてすぐに自分の部屋にもどった 逃げてしまった
そして次に会ったときにはもう死んだあとだった
顔はいつも通り優しい表情だったけど体がすごく硬直していた
軽くなでて彼から離れた
悲しいというより寂しいというより力が抜けていく感じだった
彼はどうしてこんなに不幸なんだどうしてこんな苦しみを味合わないと
いけなかったのだろうかと思った
でも彼にものすごい支えられてた事を感じた
本当にありがとう そしてもっと健康管理をしっかりやって
あげなれなくて本当にごめんなさい
いつまでも彼のことは忘れません
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